スプレッドシートを使ってます。
Excelだと簡単に別ファイルのセル参照ができるのですが、
スプレッドシートだと同じやり方ではできません・・・
スプレッドシートで別ファイルのセル参照するには特別な関数が必要です。
難しく感じるかもしれませんが、心配無用です!
表やグラフでデータ集計する際、別ファイルのセルを参照したいケースは多くあります。
Excelの場合は、参照元ファイルのセルに「=」を入力して参照先ファイルのセルを選択するだけで簡単にできます。
しかし、Googleスプレッドシートの場合は特別な関数が必要になります。
この記事では『Googleスプレッドシートで別ファイルのセルを参照する方法』をまとめます。
まず必要なこと
①参照元ファイルの作成
参照する側のファイルを作成します。今回は「参照元ファイル」の「元」シートを作成します。りんごの価格を参照して購入金額が計算されるようにします。
②参照先ファイルの作成
参照される側のファイルを作成します。今回は「参照先ファイル」の「先」シートを作成します。りんごの価格が載っているマスター表を作成します。
参照元ファイルと参照先ファイルの作成が必要なのはExcelと同じですね。
IMPORTRANGE関数とは?
IMPORTRANGE関数とは、指定したスプレッドシートからセルの値を参照する関数です。
2つの引数を指定するのがポイントです。
1つ目の引数:参照先ファイルのスプレッドシートのURL
2つ目の引数:参照先ファイルのシート名とセル名
=IMPORTRANGE(参照先ファイルのスプレッドシートのURL,参照先ファイルのシート名とセル名)
参照元のセルにこの構文を入力すると指定したセルの値が表示されます。
別ファイルのセルを参照する方法
①参照元ファイルのC3セルに以下の構文を入力
=IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/spreadsheets/d/17yPB9VzdyvnuPb-195_WrdbT6oVKZeGPQ_fexnbQgjw/edit?usp=sharing”,”先!C3″)
②アクセスの許可を求められたら「アクセスを許可」をクリック
③りんごの価格が表示される
セルの中身はIMPORTRANGE関数ですが、りんごの価格がちゃんと表示されます。
まとめ:IMPORTRANGE関数で別ファイルのセルを参照しよう
IMPORTRANGE関数を使うことで、Googleスプレッドシートでも別ファイルのセルを参照できるようになります。参照先ファイルのセル値を変更したら参照元ファイルのセル値も自動で変更されるので、ファイルをまたぐデータ更新の手間が大幅に削減されます。
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